ベンチャーとイノベーションの本棚
MBAゲーム理論
MBAゲーム理論」(監修:鈴木一功、編:グロービス・マネジメント・インスティテュート)は、アメリカのビジネススクールなどでよくとりあげられるゲーム理論にスポットを当てて解説している一冊。

ゲーム理論は、まだ研究途上のテーマであり、ケースやモデルが限定されていることや、数学を駆使して理解・研究しなければならないという点で、多くのビジネスパーソンにとってはなじみが薄いテーマではある。

しかしながら、海外のビジネススクールを出たMBAホルダーなどは、ゲーム理論の基礎の部分を身につけたうえで交渉に臨んできたりすることが多いため、そんな場面に出くわすビジネスパーソンにとっては、ゲーム理論の基礎知識は必須ともいえる。

MBAゲーム理論」では、ゲーム理論の基礎的な部分が網羅されており、この一冊で、十分エッセンスを取得できる。

実践度:
理論度:☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆



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MBAクリティカル・シンキング
MBAクリティカル・シンキング」(グロービス・マネジメント・インスティテュート)は、ビジネスパーソンにとっての基礎的なビジネススキルである「クリティカル・シンキング」に関する一冊。

帰納、演繹といった論理展開の基礎や、因果関係といった論理を解き明かすための基本的な考え方と、事象や論理を構造化する構造的アプローチの2つの柱から構成されており、具体的な事例をもとに、どうやって適用するかといったことが書かれている。

考える技術・書く技術」とともに、ビジネスパーソンとして身につけておくべきスキル。何度も読み返して使えることもあって、オススメです!

実践度:☆☆☆☆☆
理論度:☆☆☆☆
難易度:☆☆



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MBAビジネスプラン
MBAビジネスプラン」(グロービス)は、堀氏率いるグロービスが纏めたビジネスプランに関する一冊。

この本に書かれている内容は、起業家だけでなく、ビジネスパーソンならば知っておくべき知識であり、グロービスのMBAシリーズの中でも、一番最初に読むべき入門書的な位置づけだと感じる。

この「MBAビジネスプラン」を読んで全体を俯瞰した上で、さらに深く学びたい場合に、「新版 MBAマネジメント・ブック」や「新版MBAマーケティング」を手に取ると、個別論点が理解しやすい。

持っていて損はない一冊。オススメ!

実践度:☆☆
理論度:☆☆☆
難易度:☆☆



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ポストモダン・マーケティング ― 「顧客志向」は捨ててしまえ!
ポストモダン・マーケティング―「顧客志向」は捨ててしまえ!」(スティーブン・ブラウン)は、顧客第一主義を唱える「モダン・マーケティング」に対抗し、捕えどころない顧客を捕えるノウハウを示す実践の書。

Segmentation、Targeting、Positioningも、Planning、Strategy、Tacticsも、3Cも、4Pも7Sも必要とせず、「TEASE」(Trick(トリック)、Exclusively(限定)、Amplification(増幅)、Secrecy(ヒミツ)、Entertainment(エンターテイメント))こそがポストモダン・マーケティングのエッセンスだと述べる著者は、最近日本でも話題となったクリスピー・クリーム・ドーナツが「欠乏」「わずかさ」を強調した時代を超越したマーケティング戦略だと述べるなど、具体的な例と共にその実践方法を紹介している。

マーケティングの一つのヒントを与えてくれる一冊。マーケティング担当者だけでなく、ビジネスに携わるすべての人にオススメ!

実践度:☆☆☆☆
理論度:☆☆☆
難易度:



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ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」(エリヤフ・ゴールドラット)は、「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」の続編であり、生産・製造に関する問題だけでなく、ビジネスのさまざまな現場で使うことができる「思考プロセス」という手法が織り込まれたビジネス小説。

「何を変えればよいか」「何に変えればよいか」「どのように変えればよいか」といった一連のプロセスを系統的に考える「思考プロセス」は、「現状問題構造ツリー」「雲(対立解消図)」「未来問題構造ツリー」「前提条件ツリー」「移行ツリー」といった論理ツリーと呼ばれるツールを使って問題を解決していく。

できるビジネスパーソンならば、変化を起こし、実行につなげていく。そんなビジネスパーソンにとっては必読の一冊!オススメ!

実践度:☆☆☆☆☆(すぐに使える!)
理論度:☆☆☆☆☆
難易度:(物語になっていて読みやすい!)



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ザ・ゴール − 企業の究極の目的とは何か
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」(エリヤフ・ゴールドラット)は、1984年の出版以来、15年以上の間、日本で翻訳されなかった幻のビジネス書である。なぜ翻訳されなかったかというと、この本の解説にも書かれているように、

「ザ・ゴール」が日本語で出版されると、世界経済が破滅してしまうので許可しない...日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に「ザ・ゴール」に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して、世界経済が大混乱に陥る


と著者が考えていたからである。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」では、システム改善のツールであるTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)の原理が物語の中に埋め込まれている。そのせいもあってか、米国では大学の教科書として採用しているところもあるくらいだ。

長らく発禁本だったこの物語の中には、ビジネスに活かせるさまざまなヒントがある。ビジネスパーソンならば、必ず読んでおくべき一冊!オススメ!

実践度:☆☆☆☆☆(スグに使える!)
理論度:☆☆☆☆☆
難易度:(小説であり読みやすい!)



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MOTアドバンスト 技術ベンチャー ― 技術系のMBA
MOTアドバンスト 技術ベンチャー ― 技術系のMBA 」(早稲田大学ビジネススクール松田修一研究室)では、技術ベンチャーを成功に導くための戦略論やノウハウが、ケースを交えて紹介されている。

ベンチャーの育成に関しての深い見識を持つ松田教授の研究室が執筆しているということもあり、内容的には、深みの差はあれど、技術系ベンチャーの成功までの道のりに必要なほぼすべての項目を網羅している。

さらに分かり易さを増しているのが、豊富に挿入されている事例。これがあることで、理論と現実を頭の中でつなげることができる。

テクノロジーベンチャーに興味がある学生・ビジネスパーソンにはオススメの一冊!

実践度:☆☆☆
理論度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆



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参考:
早稲田大学ビジネススクール


30代から始める「頭」のいい勉強術
30代から始める「頭」のいい勉強術」(和田秀樹)では、東大医学部を出て精神科医になっている和田氏の経験と医学知識に基づく30代以降の「大人の勉強」の方法について書かれている。

時間の使い方や、ちょっとした記憶のコツなど、資格試験のための勉強の際に参考になるヒントがたくさんある。限られた時間で成果を上げなければならない「大人の勉強」では、まず「勉強の方法」を知っておくべきところだろう。「資格試験」に挑戦しようとしているビジネスパーソンは手にとってみて損はない。オススメ!

実践度:☆☆☆☆
理論度:☆☆
難易度:☆☆



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