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「企業成長の理論【第3版】」(エディス・ペンローズ)

企業成長の理論【第3版】」は、かなり読み応えのある経営全般に関連する一冊である。初版が1959年に出ているようだが、そんな昔だとは感じさせない内容となっているのは、秀逸というべきかもしれない。ちなみに、原文では第4版が2009年に出版されているようである。

「現実の企業の行動と整合性のある枠組みの構築を目指した」というペンローズの主張は、いまだに多くの示唆に富む内容となっている。構成は以下のようになっている。

第1章 イントロダクション
第2章 理論における企業
第3章 企業の事業機会と「企業者」
第4章 合併をともなわない拡張―マネジメント上の限界の後退
第5章 「継承された」資源と拡張の方向
第6章 規模の経済性と成長の経済性
第 7章 多角化の経済学
第8章 買収と合併を通じての拡張
第9章 時間の経過のなかでの企業の成長率
第10章 成長経済における大企業と小企業の地位
第11章 成長経済における成長企業―産業集中のプロセスと支配のパターン

なお、この第3版の序文では、日本企業とペンローズについて次のような記載がある。

日本の成功企業は、シュンペーターとペンローズを組み合わせ、それによって企業者活動の概念を『個々人によるビッグ・アイデア』から、専門的スタッフだけでなく現場もそれに貢献しうる一つの社会的な学習プロセスへとつくりかえた

訳者あとがきにもあるが、原文はかなり難解だと推察される。日本語訳にも苦労の跡をひしひしと感じることができるくらい読みやすくはない。しかし、グロービスから発売されている「グロービスMBA事業開発マネジメント」などよりも深い内容となっており、企業の成長について高度な内容を理解し、身につけたいビジネスパーソンにとっては、一読の価値がある。

実践度:☆☆
理論度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆



【参考】
 

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  • 実践度:☆☆☆☆☆
    実践的で役立ち度:大
  • 理論度:☆☆☆☆☆
    理論的な色合い:大
  • 難易度:☆☆☆☆☆
    文章や内容の難易度:高
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