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「アイデアは才能では生まれない」

アイデアは才能では生まれない」(美崎栄一郎)は、花王やワコール、サントリー、セガ、松井証券、クリナップ、デジタルフォレスト、カルビーなど企業の中で商品開発をしてきた人たちの考え方が詰まっている。

種を生み出すアイデア出し「0→1」とそれを拡大するプロセス「1→100」があるけれど、2つ以上のものを組み合わせることでアイデアを創出するのが「0→1」のプロセス。いかに普通の人が考えないようなものを組み合わせるかがポイントとのこと。

また、「つくりたいモノをつくるのか?売りたいモノをつくるのか?」という大命題があるものの、「つくりたいもののない人」には、こだわりのないものはつくれないという。ま、当たり前かな。

ただ、よいモノが売れるわけではなく、「もう1つ上の次元でモノづくりを考え、開発中から発売までの露出、発売後の展開を考慮した”仕掛け”と、その仕掛けがより効果的に運用されるフローを構築しなければ、売れるモノにはなりません」とのこと。

筆者は、方法論でアイデアが生まれるという。専門知識や周辺知識といった知識力はもちろんのこと、創造的思考力、モチベーション、傾聴力や発言力、協調性といったコミュニケーション力が組み合わされて、アイデアが出てくるという。

オズボーンのチェックリストというのも紹介されていた。

転用したら other use
応用したら adapt
変更したら modiy
拡大したら magnify
縮小したら minify
代用したら substitute
置換したら rearrange
逆転したら reverse
結合したら combine


また、よいアイデアだと認められるためには、「時流に乗っているか」ということも大切だとか。

その他、「ビジネスにおいては課題解決に注目が集まりがちですが、実は課題発見のほうが、より重要です」とか「模倣困難性」を高めることが大事だとか、ビジネスに関する基本的な考え方でありながらも、死角になりそうな話も満載。

読むべし!



実践度:☆☆☆☆
理論度:
難易度: 


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「すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく」

すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく」は、なんだかまとまりのない感じがするのだが、書いてあることはそれなりに参考になるところがある。例えば以下のようなところ。

いい分析とは、目的に至るための有効な解決策を見つけるのに役立つような質問への、事実に基づいた答え



分析とは手段であり、目的ではない。スタート地点を最後に置き、そこから遡って進むべき。...分析のためのフレームワークは分析と目的とを結びつけるものと捉える。「どの分析がどの目的に、なぜ結びつくのか」を定義されるためにつくられるのである。問題解決へと続く本当の道は、ここから始まる。



1.質問型アプローチ...目的をいくつもの質問に噛み砕く
(メリット)
・多くの人にとって親しみやすい
・もっとも簡単
・解決策をはじめから排除せずにすむ
(デメリット)
・問題に目が向きがち
・分析フェーズが大きくなる
(アプローチが活きるのは)
・問題やチームが新しいとき
・時間的猶予が長いとき

2.解決策型アプローチ...試す価値のある解決策の仮説をあげる
(メリット)
・解決策を中心に考えられる
・逆に考える上では最も効果的
(デメリット)
・視野狭窄の危険性
・ほとんどの人に親しまれていない
・聖域が存在
・意見が対立しがち
(アプローチが活きるのは)
・根本的な変化が望まれるとき
・経験豊かなチームがいるとき

3.段階的アプローチ...ひとつの解決策を、順を追ったステップに分割する
(メリット)
・意見の対立が少なくて済む
・分析と意思決定がよりシンプルになる
(デメリット)
・各ステップのスケジュール管理
・間違った段階で結論を出してしまう危険性
(アプローチが活きるのは)
・重層的な解決策が必要なとき




基本的に仮説というものは、データ志向、洞察志向、施策志向に分けられる。残念ながら、データ志向的仮説は分析に焦点をあてる上では役に立たないので、分析のためのフレームワークに加えても意味がない。洞察的仮説は利用価値があるが、それもこの仮説が最低ひとつくらいは施策案につながるならば、という話である。



実際の行動を視野に入れた有効な仮説へは、どのようにしてたどりつけばいいだろう。

分析フェーズを組む
時間を取る
ひとりで動かない
失敗を許す環境をつくる
論理的な骨組みをつくる
あえて常識を超えて考えてみる



実践度:☆☆☆
理論度:
難易度: 


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「サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる」

サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる」(ムン・ヒョンジン)は、飛ぶ鳥を落とす勢いのサムスンでの仕事の仕方を紹介した本であり、多くのビジネスパーソンが読んでおくべき一冊だと感じる。

なぜ一流になるまでに5年なのか。それは、

「入社五年目」は、仕事人生の大きな分岐点



だからだと言う。

 一日3時間ずつ10年間取り組めば、その分野の仕事に「精通」し、誰もが認める専門性を身につけることができる

 これを一日3時間ではなく6時間にすると、「1万時間の法則」に該当するのは、ちょうど5年目ということになる。

 このように5年という時間は、単に「最初の5年」というだけでなく「専門家として確実に成長できる5年」という意味もある




本書の中では、基本的なビジネスマナーの大切さをも紹介している。例えば、

時間を制する者が、成果と利益を制す



というもの。

 時間の約束を守ることほどたやすいものはない。時間を守るにはお金もかからないし、優れた仕事力が必要なわけでもない。まして緻密な頭脳プレーなど必要ない。

 ただ、移動の時間を前もって計算して、ちょっとだけ急げば十分に約束の時間は守れるのだ。こんなに簡単なことすら守れない社会人が、大きな成果を出すというのは理にかなわない

 最高の成果は「時間」から始まる




また、

報告書は、自分の顔であり人格である



という考え方も紹介されている。

 優れた報告書に必要な三つの視点

 「過去—現在−未来」の視点のフレームに沿って考える

 過去 誰がどこに集まって何の会議をした その中でどんな話が出た
 現在 何をすべき それを実現するための難関は何で、解決するためにはどうしたらいいのか
 未来 会社の将来像と進むべき方向

 報告書は「事実を並べただけの文書」ではない。業務を確実にまとめ上げ、次のステップに移るための踏み石の役割をするものだ。そして、会社のビジネスを最終的な目標に向かって力強く引っ張っていく、強力な歯車でもあるのだ。

 もっとも重要なのは、「タイトル」と「ポイントの要約」

 適切な「キーワード」を選び出すこと

 「ポイントを要約する」ことと、「適切なストーリーラインをつくる」

 「証拠」が示されなければならない。

 「結論部分」 役員に決断させ、未来の推論を可能にし、会社の方針を組ませる


 
 
以上が、入社前のマナーであるというから「常識」なのだろう。

5年目まで、順を追って書かれている。

絶対読んでおくべき一冊。


実践度:☆☆☆☆☆
理論度:
難易度: 






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「聞く力 心をひらく35のヒント」(阿川佐和子)

聞く力―心をひらく35のヒント」(阿川佐和子)は、インタビューが仕事のメディア関係者だけでなく、ビジネスパーソンにも役に立つ。例えば、「相手からいかに情報を聞き出すか」というのは、ビジネスパーソンにとっては、高度なところに入り込めば入り込むほど必要になるスキルである。


そのコツは、

相手が「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいいのではないか。...鋭い質問を用意することも、相手の言葉の隙を突っ込んでいくことも、どうやら私にはできそうにありません。


ということなのかもしれない。また、先輩アナウンサーの本の中にあったこととして次のようなことも書かれていたことも紹介されている。

「インタビューするときは、質問を一つだけ用意して、出かけなさい。」「もし一つしか質問を用意していなかったら、当然、次の質問をその場で考えなければならない。次の質問を見つけるためのヒントはどこに隠れているだろう。隠れているとすれば、一つ目の質問に応えている相手の、答えのなかである。そうなれば、質問者は本気で相手の話を聞かざるを得ない。そして、本気で相手の話を聞けば、必ずその答えのなかから、次の質問が見つかるはずである。」


また、次のようなことも書かれている。

事前の準備はほどほどに。...資料を万全に読み込んで、すべての情報を頭に入れていくと、安心すると同時に、油断もします。


大事なポイントは、得てして、ほんの小さな言葉の端に隠れている...さりげなく付け加えた形容詞や、言葉の最後に挟み込んだ普通名詞や、ちょっとした小さな言葉。そういう謙虚な宝物を見過ごしてはいけません。



人の話を聞くときは、具体性というものが大事



話をする当の本人にとっても、自ら語ることにより、自分自身の心をもう一度見直し、何かを発見するきっかけになったとしたら、それだけで語る意味が生まれてきます。そのために、聞き手がもし必要とされる媒介だとすれば、私はそんな聞き手を目指したいと思います。



そんな彼女が引き出した話も少し紹介されているが、どれもとても面白い。

例えば、レスリングの浜口京子選手がアテネ五輪の準決勝で負けの判定を受けるというアクシデントがあり、母に電話した浜口選手が言われた言葉。

「私は今まで勝ってって言ったことはないでしょ?でも、今回は勝ちなさい。銅メダルを取りなさい」
その一言で、それまでただ唖然とするだけで泣くこともできなかった浜口選手が初めて涙を流したのだとか。

あるいは、デーモン小暮による解説。

「ロックがいろいろな枝葉に分かれていく中で、速さと激しさを追求したものをハードロック...ハードロックに様式を持ち込むと、それがヘヴィメタル...あれだけの轟音で演奏している中で...高くないと声が通らないから、だからヘヴィメタのボーカルはみんな、必然的に高い声で歌うようになった



井上ひさし氏が離婚についての独白をした時の話。

自分が過ごしてきた二十二、三年間が、スポーンとなくなる、その恐ろしさ。結婚した直後から、ひとりぼっちでいる今の自分までの時間がピタッとくっついて、間の人生がなくなっちゃった心細さというか、恐ろしさは、すごかったですよ」



深い~♪

実践度:☆☆☆☆☆
理論度:
難易度:(易しい)




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「モチベーションを思うまま高める法」(小山龍介)

モチベーションを思うまま高める法」(小山龍介)は、2003年9月から4ヶ月シリコンバレーに滞在した著者が、


日本にいながらシリコンバレーのような高いモチベーションを維持し、しかも圧倒的な成果を上げる「一人シリコンバレー」を実現する方法




として上梓したもの。「外発的動機付け」から「内発的動機付け」へのパラダイムシフトを説いている。


「成功するために」というモチベーションの高め方では、結果的に成功にたどりつきません。


成功はゼロサムゲーム
(長い箸で食事をする場合、地獄では、自分で箸を使って自分に食べさせようとするゼロサムゲーム、天国では、自分の箸で相手に食べさせるというwin-winゲーム)


ビジネススキルを高められる人は「上達できること」にフォーカスし、「絶対評価」し、「雲の先の山頂を見る」。ビジネススキルを高めることができない人は「好きなことに」フォーカスし、「相対評価」し、コンサル的「欠乏モデル」を念頭に置く。


人生を受動的に生きるコンシューマーではなく、新しいものを生み出すクリエイターになる


他人のモチベーションを高めるには、「ほめる」のではなく「認める」




ビジネスパーソンにとって、いろいろと参考になることが書かれている。折れそうになったとき、つまづきそうになったとき、さらに上を目指したいというとき、手に取ってみることをお勧めしたい一冊。


実践度:☆☆☆☆☆
理論度:
難易度: 





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プロフィール

起業の聖地シリコンバレーで、MBAの授業を覗きつつ、本場のベンチャーとイノベーションにまみれた診断士がオススメ本を紹介~♪

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評価ポイント
  • 実践度:☆☆☆☆☆
    実践的で役立ち度:大
  • 理論度:☆☆☆☆☆
    理論的な色合い:大
  • 難易度:☆☆☆☆☆
    文章や内容の難易度:高
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