ベンチャーとイノベーションの本棚
ザ・ゴール − 企業の究極の目的とは何か
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」(エリヤフ・ゴールドラット)は、1984年の出版以来、15年以上の間、日本で翻訳されなかった幻のビジネス書である。なぜ翻訳されなかったかというと、この本の解説にも書かれているように、

「ザ・ゴール」が日本語で出版されると、世界経済が破滅してしまうので許可しない...日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に「ザ・ゴール」に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して、世界経済が大混乱に陥る


と著者が考えていたからである。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」では、システム改善のツールであるTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)の原理が物語の中に埋め込まれている。そのせいもあってか、米国では大学の教科書として採用しているところもあるくらいだ。

長らく発禁本だったこの物語の中には、ビジネスに活かせるさまざまなヒントがある。ビジネスパーソンならば、必ず読んでおくべき一冊!オススメ!

実践度:☆☆☆☆☆(スグに使える!)
理論度:☆☆☆☆☆
難易度:(小説であり読みやすい!)



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MOTアドバンスト 技術ベンチャー ― 技術系のMBA
MOTアドバンスト 技術ベンチャー ― 技術系のMBA 」(早稲田大学ビジネススクール松田修一研究室)では、技術ベンチャーを成功に導くための戦略論やノウハウが、ケースを交えて紹介されている。

ベンチャーの育成に関しての深い見識を持つ松田教授の研究室が執筆しているということもあり、内容的には、深みの差はあれど、技術系ベンチャーの成功までの道のりに必要なほぼすべての項目を網羅している。

さらに分かり易さを増しているのが、豊富に挿入されている事例。これがあることで、理論と現実を頭の中でつなげることができる。

テクノロジーベンチャーに興味がある学生・ビジネスパーソンにはオススメの一冊!

実践度:☆☆☆
理論度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆



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参考:
早稲田大学ビジネススクール


30代から始める「頭」のいい勉強術
30代から始める「頭」のいい勉強術」(和田秀樹)では、東大医学部を出て精神科医になっている和田氏の経験と医学知識に基づく30代以降の「大人の勉強」の方法について書かれている。

時間の使い方や、ちょっとした記憶のコツなど、資格試験のための勉強の際に参考になるヒントがたくさんある。限られた時間で成果を上げなければならない「大人の勉強」では、まず「勉強の方法」を知っておくべきところだろう。「資格試験」に挑戦しようとしているビジネスパーソンは手にとってみて損はない。オススメ!

実践度:☆☆☆☆
理論度:☆☆
難易度:☆☆



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質問力
質問力―話し上手はここがちがう」(齋藤孝)では、コミュニケーションの中で重要な役割を担う「質問」に焦点を当て、どうやって「いい質問」をして、話を深めていくかということについて述べられている。

齋藤氏によると、「いい質問」とは、

・「具体的かつ本質的」な質問
・頭を整理させてくれる質問
・現在と過去が絡まり合う質問


といったものであり、質問とは、「思いつくものではなく、練り上げるもの」であるという。

コミュニケーションといえば、例えば営業や交渉の場だけでなく、ビジネスの大部分を占めるものであり、ビジネスパーソンにとっては必要不可欠なスキルである。もちろん、子供を育てる親や、近所付き合いをする一般の人にとっても大切なものである。そういう意味では、万人に役に立つ一冊といえるのではないだろうか。オススメ!

実践度:☆☆☆☆☆(スグに使える!)
理論度:☆☆
難易度:(読みやすい!)



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齋藤孝のアイデア革命
齋藤孝のアイデア革命」(齋藤孝)では、アイデアを必然的に生み出すための方法について述べられている。そのコンセプトは次のようなものである。

アイデアの基本は「ずらす」「つなげる」…
これは、関数式「y=f(x)」と言い換えることもできる。xという既存の商品に「ずらす」「つなげる」というfを掛け合わせることによって、自明的に解yは求められれるということだ。



また、齋藤氏は、「リーダーの役割はアイデアを出させること」という。もしそうだとすれば、リーダーは、どうやってアイデアを出させるかという方法論を知っておく必要がある。

ビジネスの現場、教育の現場、研究の現場など、さまざまな場面で必要となる「アイデア」。どうやってアイデアを出せばいいのかといったことに悩める人にとってオススメの一冊!

実践度:☆☆☆☆☆(スグに使えそう!)
理論度:☆☆
難易度:(読みやすい!)



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